2020年からオーダーバイキングになった帝国ホテルのブフェ レストラン「サール」

帝国ホテル1F お店紹介

コロナウィルス蔓延で、タブレットオーダーを導入した帝国ホテルのバイキングに行ってきました。オーダーバイキングになる前の写真も掲載します。

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本物の味に魅せられ、家族とともに再訪問。

2020年1月、帝国ホテルのブフェレストラン、サールに行く機会がありました。職場の関係で何気なく訪れたのですが、その料理を口にして、低価格のバイキングとは違うことがすぐに分かりました。食材が良いからか、それとも、添加物の不自然な味がしないからなのか、食べると体が健康になる気さえしてきました。

これは是非、味にうるさい親や家族にも食べてほしい!と再訪問を計画。ところがコロナによる緊急事態宣言で、インペリアルブフェ サールは数か月間休業。2020年8月に再開したときには、席で注文し、料理を運んでもらうという、新しいバイキングスタイルになっていました。

以前は、3時間の時間制限で予約することも可能でしたが、密を避けるため、最大2時間になっていました。
胃腸が弱った中高年が短時間で食べるのは辛い…泣き顔ですが、仕方がありません。


予約時間は、開店と同時の11時にしました。
当日、11時過ぎは、まだ客が少なく窓際の席に案内してもらえました。

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タブレットオーダーについて

注文はタブレットで行います。注文履歴表示機能はありませんが、注文したお料理はすぐ来るので不便は感じません。

3種盛り合わせ料理の注文は、タブレット上で2つまでしか選択できず、3種類の料理を一度に注文することはできません。また、一緒に選択した料理は、数を同じにしなければなりません。このような制約があるのは少々残念です。
システムや給仕の都合もあるかと思いますが、柔軟に対応できるシステムだと、より有り難いですね。

メニューの中には、注文してから調理する料理があります。この日のメニューの中では、ポトフとアクアパッツァが該当。そのほか冷製パスタ、チーズフォンデュも注文後に調理するようです。料理が運ばれるまでに時間がかかるかと思いきや、他の料理の提供時間と比べて大きな差はありませんでした。

セルフサーブのバイキングのときでも、目の前で仕上げてくれる料理がありました。それと同じように、仕上げの加熱だけ注文後に行う、ということなのでしょうね。

メリット

  • 列に並ばず食べられる

自分でサーブする従前のブフェだった頃は、人気の料理に行列ができていました。例えば、私が以前訪れたときには、オードブルに行列ができていて、後回しにしていたら制限時間になってしまいました。タブレットオーダーなら注文して待つだけなので、並ぶ必要がなく、取り損ねることはありません。

  • あまり歩く必要がない

ほとんどの料理が席まで運ばれるため、高齢者など、歩くのが大変な方は助かります。但し、サラダ・チーズ、デザートなど、ブフェコーナーへ行って選ぶお料理もあります。

デメリット


  • 好きな物を自由に取ることができない。

一品の中に、好きな食材と嫌いな食材がある場合、従来のブフェなら好きな食材を沢山とることができました。ところが、タブレットオーダー式だと、平等に分けたお皿が運ばれるので、選り好みできません。
 
  • 量を調節できない。

全て同じ量を盛られるため、沢山食べたい料理は少しで我慢するか、何度もオーダーすることになります。

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令和3年3~4月のメニューから一部紹介

頼まなくても席まで持ってきてくれる料理

オードブルスタンド

・小エビと春菊の白和え とびっ子添え
・ニシンの燻製と玉ねぎのサワークリームソース
・カリフラワーの冷製スープ 生ハムとレーズン
horsdoeuvreStand

グリーンピースと生ハムのフレッシュレモン香る春らしい一皿

春らしい一品
左は最初の状態、中は右の写真の通り・・・生ハムと卵の下はグリーンピースがいっぱいです!

タブレット注文の料理

ローストビーフとポテトサラダ

RoastBeefAndPotatoSalada 

ローストビーフは、以前はランチにはなかったメニューです。タブレットオーダーになって通常のランチメニューにも登場しました。
とても大きなローストビーフです。薄くて大きなステーキのようで、実際、肉は普通のローストビーフより硬めですが、インパクトと食べ応えはあります。
ポテトサラダは少量ですが、美味しかったです。従来のブフェなら沢山盛っていたでしょう。

シーフードマリネ

器は小さいですが、中には様々な魚介類が隠れていて、楽しいです。
シーフードマリネ

牛肉と野菜のポトフ フォアグラ添え

こちらも、牛肉、フォアグラ、野菜など、いろいろな具が少しずつ入っています。

グリーンピースのクリームスープ
グリンピースのスープ

「石巻産鱈の香草パン粉焼き 蟹と西京味噌のクリームソース」「本日のパスタ」

パスタと鱈香草パン粉焼

魚介類とトマトのアクアパッツァ

アクアパッツァ

「フライ2種」「シーフードとパンのグラタン」


フライとシーフードパングラタン

ハッシュドビーフ
厚みがある大きなお肉がゴロゴロ、ハッシュドビーフは薄い肉のイメージがありましたが帝国ホテルのハッシュドビーフは全く違いました。ローストビーフ同様、肉は硬めです。

ビュッフェコーナーへ取りに行く料理


タブレットオーダーになっても、アイスやデザート、サラダは取りに行きます。食べたいアイスやデザートを伝えると、お皿に載せてくれます。

ジェラートアイス

ジェラートアイスはいくつか種類があるので、食べたいフレーバーを給仕の方に伝えます。数種類を一皿にサーブしてくれるので、いろいろな味を一度に試せます。さっぱりとしたジェラートの冷たさは、沢山食べた後にも嬉しい格別のデザートです!


アップルパイ

表面にジャムが塗ってあるため、皮はしんなりしています。焼きたてのアップルパイのようにパリッとはしていませんが、美味しいです。

ジェラートとアップルパイ

ケーキとゼリー

デザート
美味しそうなデザートを沢山とってもらいました。
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帝国ホテル ブフェの感想

ホスピタリティと料理のクオリティには満足です。ただ、コロナ渦でどの時間帯でも2時間制になってしまったので食べたいものを全部試すのは難しいかもしれません。
すべての料理を食べてみたかったのですが、自分には無理でした。

今回メニューになくて残念だったのが、ポークのパイ包み焼き。パイの食感と厚切りのポーク、自分にとってはローストビーフより美味しいくらいでした。是非、常時提供の料理に加えてほしいです。

ローストビーフ、ハッシュドビーフ、ポトフなど、料理に使用されている牛肉は硬めに感じましたが、どのメニューも総じて美味しいです。小さなお皿で提供される料理でも、中には沢山の贅沢な食材が入っていて、それを見つけるのが楽しく、かつ美味しくいただけました。

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タブレットオーダーに変わる前のお料理


自分でサーブする従来のバイキングのときの写真です。
いろいろな種類を一皿にたくさん盛ってしまって、何の料理かわからないくらいです・・・。このときは、クスクスなどの珍しいお料理もありました。

2皿盛合わせ


テリーヌなどの前菜

注文すると目の前で仕上げてくれたパスタ
野菜たっぷり伝統のカレー
野菜たっぷり伝統のカレー チーズもたっぷりかけました!

とても美味しかった、ポークのパイ包焼きです。またメニュー加えてほしいです!

ポークのパイ包み焼き

適当に盛り付けた写真を載せてしまいましたが、帝国ホテルでは、美しく盛って上品に食べるのが正解だと思います。汗アイコン

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割引サービス

帝国ホテルで結婚式をあげると、ホテルやレストランなどの割引サービスがあります。これを利用するとブフェレストラン「サール」も20%オフ!1人1万円近くする食事代が20%オフは大きいですね。

GraceClub優待券

この優待券を利用する場合は、予約の際にその旨を伝え、当日優待券を持参します。

優待券は、本人のほか、家族、友人、紹介者でも利用できます。帝国ホテルで結婚式を挙げた知り合いがいて、優待券が余っていたらラッキーです!
私達は、同伴者が帝国ホテルで結婚式をあげていたので、割引が適用されました。とても助かります!!


「インペリアルクラブ」に入会しても、10%の割引は受けられますが、年会費が必要です。帝国ホテルをよく利用する人ならいいかもしれません。https://www.imperialhotel.co.jp/j/iclub/ic_benefits.html#anc03_02 帝国ホテル インペリアルクラブ 会員特典

帝国ホテルのブフェは、仕事関係とプライベートで2回の利用。プライベートで年一回程度利用できる生活をしてみたいものです。

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